(続)合同会社を設立する

1月27日(火)は設立の登記の完了予定日でした。

法人名義の口座の開設をしておきたかったため、銀行などで求められる書類を手に入れられるよう、さっそく辻堂駅から徒歩5分ほどの横浜地方法務局湘南支局を再訪しました。

2階の受付で、まずは印鑑カード交付申請書を提出。すると、そこには設立登記申請書一式を受け取ってくださった登記官の方がおられるではありませんか。

先日はお世話になりました、ありがとうございました--あっと、先方も気づいていらっしゃるのがおかしいです。

そう、わたくしは申請書の提出後、代わりに何をもらうわけでもなくあまりにあっけなかったため、「大丈夫か心配なのですが……」と受付に戻ったのでした(笑)。「ご心配なら、相談がありますが……あ~、もう消印を押してしまった(編注・収入印紙が使い回せない状態に)。どうしても登記できない場合には、遅くとも26日までにご連絡しますから」「そうですか。よろしくお願いいたします」

印鑑カードは申請書提出から6~7分後には出来上がり、別の方から戴きます。ありがとうございました、今後よろしくお願いしますと去ろうとした受付の少し横手には、またしても登記申請の際の方。わたくしの不慣れが伝わるのでしょう、今度は「微笑ましい光景をみた」というときの笑み、あれを浮かべていました……。幸先がよさそう! ということにします。

さて、今度は1階で、目的の商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)、印鑑証明書、わたくしの場合は事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)の交付を申請して手数料分の収入印紙を購入、名前を呼ばれて受け取るまでは10~15分だったでしょうか。

混んでいなかったこともあるのでしょうが、「証明書発行請求機」の使い勝手が上々でした。ちなみに、前夜のうち存在に気づいて申請者情報の登録を行ってみた「登記・供託オンライン申請システム」は、「利用時間」の記載どおり、わたくしが手続中の21時に本当に使用できなくなりました。

ただこのシステム、必要書類の通数が多い場合にはぜひ利用しないと……という気にさせられます。なにしろ、わたくしが今般でかけていって600円/1通を要した登記事項証明書の交付は郵送料込みで500円になるそうです。申請後、直接受取りに行った場合はなんと2割引! 480円となります。

◆商業・法人登記に関する“よくある質問”(法務省ホームページより)

http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/kaisyahou-qanda.html

◆インターネットによる登記事項証明書の請求について【PDF】(東京法務局ホームページより)
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/frame.html

〔2015年1月28日記〕