“かっこちゃん”こと山元加津子先生のお世話に!
『テレビ寺子屋』の放映に続くように刊行です〜

 小欄はブログというわけでもございませんで、しかしながら前回の更新が正月であったとは、大変なご無沙汰となりました。昨年来あたためていたテーマを “かっこちゃん” こと山元加津子先生に是非お願いさせていただきたい! と思い立ったのち、お打合せの席を初めてご一緒させていただいたのが本年3月4日(土)のことでした。

 かっこちゃんは、隔週土日ごとにお呼ばれでなさるご講演や上映会の合間を文字どおり縫うようにして、新潟駅近くのお待ち合わせ場所においでになられました。いつも会場にかっこちゃんをお連れする “付き人の小林さん” がかっこちゃんのカートを引きひき、先導していらっしゃいました。「新潟駅」というのは、当日の新潟・十日町でのご講演を終えて翌日の兵庫県入りのために新潟空港を利用なさるという、そのような通過点でしかなく、お忙しいご様子を始めから間近で窺った一夜となりました。

 ところで、今年はかっこちゃんが久しぶりに『テレビ寺子屋』に出演しておられます。関東ではフジテレビが日曜早朝5:10〜5:40に放映するマイナーそうな番組ながら、周囲には「観たことあるっ!」とおっしゃる方が不思議に多くいらっしゃって、根強い人気がある相当な長寿番組です。もともとはテレビ静岡の制作で、かっこちゃんのご担当回はテレビ静岡・6月下旬放映を皮切りに、FNN系列ではすでに放送されているところも多いようですね。待ちに待ったフジテレビでは次のように放送されます。

 <第1回> 10月22日(日)朝5:10~5:40
 「みんなひとつ」
 
 <第2回>  11月5日(日)朝5:10~5:40
 「人の幸せを願う」

 そして、冒頭のお打合せの席上 “議題” となっていた書籍が、この<第2回>の余韻にひたっているかのような11月11日、全国の書店でついに発売となります。「ちかちゃんに絵をお願いしたい」とお引合せをいただいたことから、やわらかでやさしいぬくもりにあふれる素敵な挿画80点とともに、まるで絵本のような1冊となりました。なんとフルカラーです!

みみずと魔女と青い空
 大人になったわたしから小さいころのわたしへ
  山元加津子 / 絵・こばたけちかこ
  四六判・上製 全192ページ

 ちょっと不思議なこのタイトル『みみずと魔女と青い空』——ご講演会場や上映会でお会いになられたら、かっこちゃんにご質問なさってみてはいかがでしょう。本書の制作初期において、かっこちゃんご自身が名付けてくださったタイトルです。そのまま刊行のはこびとなっています。
 ちかちゃんが原稿を読みながら描いてくださったため、お話に沿って、たくさんの絵が登場します。かっこちゃんがなるべくやさしい表現でご執筆くださったこともあり、お子さんに是非お手にとっていただきたい1冊です。

 書店でお見かけになられましたら、とりあえず中を開いて、パラパラとめくってみてくださいね。