鳳 鳴 朝 陽
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
元日の東京新聞には次の一節とともに「時代の対立を少しでもやわらげるヒントが椀の中で調和の取れた雑煮の『雑』の中に隠れていまいか」とする指摘がありました。
「雑」の字が付けば、区分や区別の冷たさは消える。
みんなおいでよ。優しさや柔軟さをその字は確かに
秘めているだろう(1月1日付東京新聞「筆洗」より)
日経新聞第三部に『君の名は。』の大ヒットを受けたアニメ特集。セオリーどおりでない前代未聞のヒット作が「大きなストライクゾーンがすぐ横にあることを証明してみせた」(氷川竜介明治大学大学院客員教授)との分析は出版にも通じそうです。
さて、昨年は浅草寺の壬生真康先生のお世話になり、小社初の「紙の書籍」を刊行。流通過程ではとくに台東・墨田・葛飾・足立各区の書店の皆さん、様々なご紹介を戴いた知人・友人、全国の読者様--実際に手に取れる1点をめぐり生まれたご縁を体感する1年でした。
冒頭の2紙には本書の書籍広告でもお世話に。「愛と平和」をよりストレートに世代を越えて提示する刊行物を企図した折柄、背中を押される記事となりました。
本年も相変わりませずご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2017年 元旦
合同会社公硯舎
代表社員 竹内拓生